日米地位協定の改定

　日本記者クラブの主催による7党党首討論会が本日行われたそうです。

　ネットでのライブ配信もされたようでアーカイブで視聴できます。

　この討論会での石破首相の発言が記事になっていました。

　日経新聞の記事です。

『石破首相、日米地位協定の改定「必ず実現したい」』

　石破茂首相（自民党総裁）は（中略）「（基地負担が集中する）沖縄の思いを無視することはしない。大変だが、これから党内で議論し必ず実現したい」と述べた。

　――日経新聞より引用https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA1221W0S4A011C2000000/

　

　

改定って……どんなふうに変えるの？

　

　――ということが気になるのですが、具体的な内容がないのでよくわかりません。

　

ちなみに外務省のサイトで調べたところ、「日米地位協定Q&A」というページがありました。

　＝＝＝＝＝＝＝外務省のサイトより引用＝＝＝＝＝＝＝＝＝

　問1　日米地位協定とは何ですか。

（答）　日米地位協定は、日米安全保障条約の目的達成のために我が国に駐留する米軍との円滑な行動を確保するため、米軍による我が国における施設・区域の使用と我が国における米軍の地位について規定したものであり、日米安全保障体制にとって極めて重要なものです。

　――外務省「日米地位協Q&A」より引用しました

　在日米軍に関する協定ということで当然米国の関わる重要な問題ですね。万が一ですが……もしも根回し等もなく発言しているとしたらちょっと怖いですね。

　どんなふうに変えたいのか、ぜひそこのところを突っこんで議論してほしいものです。

　これについては、旧民主党の鳩山氏が総理大臣になったときのことを思いだす、という意見もネット上で見かけました。確かにあの二の舞はやめてほしいと多くの方が感じているのではないでしょうか。

　こういった安全保障問題もそうですが、国内においても社会保障問題や経済政策の他、いまだ成立していないスパイ防止法についてなど、もっと踏みこんだ内容が選挙の争点にならない現状には残念だなと思います。

　世界の動向をみすえた危機意識をもって、また日本の若い世代にも焦点をあてた議論が、盛りあがってほしいですね。